2008/08/21
「暮らしの見えるプレゼンテーション」は生活を図面に落とし込むことと御説明しました。
生活というのは暮らしそのものですから、図面に落とし込むことはできません。しかし、暮らしを道具に置き換えることによって、図面に落としこむことができます。
私たちはこれを「ライフシーンプラン」とよんでいます。
ソファがあれば、くつろぎが見えてきます。くつろぎ方が見えてきます。本を読む、昼寝をする、テレビを見る、音楽を聴く、ゲームをする・・・、どのように過ごすかは、お客様が話してくれます。そういったシーンを御提案することで、さらに深く御要望を引き出すことができるのです。
ダイニングテーブルがあれば、食事や団欒、家事や子供の勉強、また友人知人との楽しい交流まで話が広がっていくでしょう。そんなお話から、お客様の趣味が見えてくるかもしれません。
食事をするだけではなく、そのテーブルを囲んで、家族のいろいろな暮らしのシーンが見えてきます。コミュニケーションが見えてきます。よい場を作ってあげると、家族の会話が良くなるのです。
家族人数分の大きさではなく、大きな大きなテーブルが欲しくなるかもしれません。
大きなテーブルにあわせて、大きな空間が欲しくなるかもしれません。
吹抜けがあるといいな!・・・暖炉が欲しいな!・・・テラスがあれば、ホームパーティができるな!・・・。
そして、そこで過ごすことが多くなると、それぞれのシーンに必要な物を収納する場が必要になるでしょう。
こうして、そのご家族の空間の姿が、どんどんはっきりとしてきます。
いかがですか?
御家族の暮らしの物語がどんどん出来上がって行きますね。
こんな物語をやり取りしたり、組み立てていく「ライフシーンプラン」は、100分の1の図面では小さすぎます。しっかり空間がイメージできる50分の1の図面で打合せしましょう。
■100分の1の図面では、・敷地に対する建築の配置、・空間のゾーニングや広さ などの検討に適しています。
また家具のレイアウトがされていないと、暮らしが見えてきません。
■50分の1の平面図は、家具の配置をすることによって暮らしが手に取るように見えてきます。またさらに動線や視線の計画、収納の位置や量の確認、扉の開閉、照明やコンセント、スイッチなども適切に計画できます。
形の見えない住宅を作り上げていくためには、生活を明確にイメージしていくことが必要です。また、住まい手と造り手がそのイメージをしっかり共通のものとしていかなければ、満足いくものを御提案し、作り上げていくことは難しいでしょう。
計画時、住まい手ご自身も、まだ自分たちの住まいについてのイメージを、しっかりとは把握してはいらっしゃいません。「ライフシーンプラン」をベースにお客様とお打合せすることによって、より深くお客様の御要望を引き出していくことができます。

2008/08/20
住宅事業はライフスタイル産業の最たるものといえます。
お客様とのコニュニケーションのテーマは、「どう暮らすか」・「どう生活するか」・「どう生きるか」ということです。
それがお客様にとっての最大の関心事です。
そのようなお客様に、空間の広さや(○畳です)、開口の大きさ(掃き出し窓です)や、部屋の仕様(フローリングです)といった説明では、その空間の意味を伝え切れません。
そこで、家族がどんな過ごし方ができるのか、何人のパーティができるのか、どんな会話が見えるのか・・・、そういった生活の要求に対してのプレゼンテーションが求められます。
下記は、ランダムに上げた、現代に垣間見える生活者の生活欲求の断片です。豊かになった現代、生活者の欲求は多様です。
いかがですか。自分自身の中にも共感する要求がありますよね。
それぞれひとによって、こだわりの項目は異なるでしょう。そして、空間の計画に反映できること、できないことはあると思います。提案は、そういった要求に応えていくことでもありますし、また潜在的な要求を引き出すためのものでもあります。
そのためには、「暮らしの見えるプレゼンテーション」を考える必要があります。
下記の平面図は、暮らしを描きこんだレイアウト図と建築CAD図です。ヒューマンな暖かい手描きのタッチと、機械的なシャープなタッチも異なりますが、建築を説明するための平面図と暮らしを説明するための表現の違いが、明らかに見えてくると思います。
前者を用いてのコミュニケーションでは、説明しなくとも、お客様からどんどん生活の要求が出てきます。
しかし、後者では、説明する人も、聞く人も、暮らしのイメージができません。
暮らしの見えるコミュニケーション、暮らし方を提案するにあたって、どちらが適切であるかお解かりいただけると思います。
楽しい計画図をご覧頂きましたが、要は、視点を暮らしに置くということが、大切だということです。
その上で、それぞれの目的に応じた、その表現方法を考えてみるといいと思います。
二次元の表現方法でもこんなに豊かな表現ができるのです。スケッチパースという三次元の表現では、更に具体的な踏み込んだ計画をコミュニケーションできるでしょう。
2008/08/19
私たちの業務の中で、プレゼンテーション(PRESENTATION)とは、(計画などを)提示することを言います。
お客様の要望に基づいた計画提案を、まとめお客様にご提示することです。
私たちの仕事は、車やその他の耐久消費財のように形のあるものを販売する仕事とは大きく異なります。
計画段階では、影も形もないものを、個々の要望に基づき計画し、その実現までを仕事としています。計画業務だけを仕事とする場合もありますが、いずれにしても、お客様の目的は、「快適な住まいをつくる」ということにありますから、要求を理解し、適切な計画案としてまとめ、その提案を理解し、納得していただくことが、私たちの仕事の前提となります。
どんな良い計画も、プレゼンテーション如何では、却下されることもあるのですから、まさしく私たちの仕事の「決め手」のひとつがこのプレゼンテーションということになります。
私たちの提案業務は大きく、□要望を知るためのコンサルティング(ヒヤリング)、それらを□プロの技術でまとめ上げるプランニング、□お客様に納得していただくためのプレゼンテーションの3つの柱で構成されます。
計画の中身もなく、口八丁・手八丁で丸め込んでしまうようなテクニック論は論外として、お客様への知恵を集めた計画をどう納得していただくか・・・、またプレゼンテーション以前の課題として、お客様の要望はどこに、どんなことがあるのか、どのようなポイントで計画するのか・・・、そのようなことも含めて、この講座で考えていけるといいと思います。
スケッチパースという表現手法は、それらの一つでしかありませんが、大きな力となる技術です。知識と技術そして、伝え方を考える、また皆様の仕事を考える場になれば幸いと思います。
2008/08/15
6月インテリアコースを終了されたK.Yさんからうれしいお便りをいただきました。K.Yさんはスタート時、顔の見えない通信講座という方法にちょっと戸惑われた様子でしたが、メールでのコミュニケーションを重ね、第3回目ぐらいから、ポイントをつかまれ、熱心に取り組んでいただきました。
そのK.Yさんからのお便りです。スタッフ一同、何よりうれしく拝見しました。
<以下本文>
7月ずっとお礼のメールを書かねばと思ったまま、バタバタとしてしまい、申し訳ありませんでした。
今ごろになってしまったのですが、メールさせて頂きます。
2月からはじめて、正直あっという間でした。
私はいまだに、パースを上手には書けませんし、苦手意識がありますが、今振り返ると、はじめの頃の自分よりは少しだけですが前進しているような気がします。
この五ヶ月を無駄にしないように少しづつでも練習を続け仕事に生かしたいと思います。
こちらの講座に出会ってよかったと思っています。
ありがとうございました。

2008/08/14
Y.Oさんは、1期生としてインテリアコースから受講され、今引き続き外観コースに取り組まれています。インテリアコースの最終課題は、実物件へのご提案パースでした。
その成果も含めて、近況をお聞きしました。
Y.O様より
インテリアのスケッチですが、結局、お客様へお出しするタイミングが遅く、大事にしまってあります。・・・が、お客様へのご提案で、毎日のように書いています。
頭に浮かんだことをそのまま絵にすることは、お客様へも伝わりやすいし、施工担当者へも伝わりやすく、微妙な寸法やデザインも考えられます。
お客様にお出しするとき、まだまだ恥ずかしいですけど、お客様の反応は・・・「そうそう、こんな感じ!」くらいですね!前回言われたように、上手、下手ではなくお客様に伝わりやすい絵が描けることが大切なんだな~って実感しております。
お客様ご希望が施工担当者にしっかり伝わるようこれからもめげず、書き続けたいと思います。
外観図、提出が遅れたりして、ご迷惑おかけしてます。なかなかゆっくり取り組めずにいますが、がんばります!これからもよろしくお願いいたします。

第3回課題添削

インテリアコース最終課題
2008/08/11
このたび、アイシーオーでは、建築やインテリアの提案者を対象に、スケッチパース講座を開講することとなりました。
このWEB講座は、リフォームサイト「ホームプロ」の協力を得て製作し、先にホームプロにて開講しておりましたWEB講座「スケッチパースの描き方」のアイシーオー版です。
ホームプロでは、会員様だけへの対応でしたが、アイシーオーでは一般に広く対応してまいります。
手書きのスケッチパースは、コンサルティングや、プレゼンテーションの場で必要とされる技術です。
お客様の要望の形を、また提案の内容をリアルタイムにビジュアルに表現できたら・・・、という思いは提案者であれば、誰もが思うことではないかと思います。また、描くことを通じて、提案者に必要な、空間把握力やデザイン力が徐々に蓄積されていくことでしょう。
描くということは、トレーニングです。運転できなかった人が、実習を重ねて、車をすいすい動かせるようになるのと同じです。是非この場を活用して、自由自在に表現できるテクニックを身につけてください。
お客様とのコミュニケーションが、さらに楽しく、より充実したものになっていくものと思います。
アイシーオーでは、単に通信教育にとどまらず、皆様の仕事にお役に立つ情報や、また楽しく学んでいただける環境・・・「場」・・・を作り上げて行きたいと考えています。
まだまだ思いだけで、手探りではありますが、受講者の皆様とご一緒に作り上げて行ければと考えておりますので、どうぞこれから宜しくお願い致します。
株式会社アイシーオー
代表取締役 渡辺和子
2008/08/11
渡辺和子プロフィール

渡辺和子
インテリアプランナー/二級建築士
- 1950年福岡県生まれ
- 1974年(株)ダンインテリア入社
- (株)ダンインテリア代表をへて平成10年独立 有限会社モスビング(現株式会社アイシーオー)設立
- 現在(株)アイシーオー代表取締役
数多くの住まいづくりとその経験で蓄積したノウハウをベースに、企画・デザイン・設計・コーディネート業務また後進の教育等に従事。
藤田享プロフィール

藤田享
インテリアデザイナー/二級建築士
- 1961年北海道生まれ
- 多摩美術大学立体デザイン科卒業
- 株式会社丹青社・株式会社エーピーオー一級建築士事務所を経て独立。
個人住宅や別荘・家具等の企画・設計・デザイン及びグラフィックプレゼンテーション(会社のロゴマークや住宅・店舗のイメージデザインパース)等手がける。
- 渡辺和子とは15年来のビジネスパートナーとして、共に様々なデザイン業務をこなす。
2008/08/11
主に一点透視図及び二点透視図によって立体表現方法を学び、手描き(線画)で簡略的にクイックに外観パースやインテリアパースが描けるようトレーニングします。
一部ポイント着彩による表現を学びます。
2008/08/11
手描きスケッチの技術を身につけて、
□お客様とのコミュニケーションをさらに深めたいと思われている方。
□お客様へのプレゼンテーション手法として、説得力を上げたいと思われる方。
□お客様の信頼感を深めたいと思っている方。
□デザイン力、計画力を強化したいと思われる方。
□描きたいと思っていたが、難しそうであきらめていた方。
□絵を描くことに縁遠かった方。
□とにかく描けるようになりたい方。
この機会にスケッチパースのテクニックを身につけて、提案力/説得力/計画力を向上させましょう。
2008/08/11
外観パースコース・インテリアパースコース共に全6回のコースです。基本的にWEB上のテキストで学んでいただき、毎回課題を提出していただいて、その講評(添削)を講師が行い、受講者にお返しするという形式で行います。
【具体例:1回の内容のサイクル】
- 3週間に1度テキストをWEB上に配信します。
(登録いただいたメールアドレス宛にメールでお送りします。)
- 毎回のテキストに課題がありますので、その課題を事務局までご提出ください。
(提出期限:テキストの配信日から3週間以内)
- 講師からの講評・アドバイスをお返ししますので、参考にしてください。
- 課題の提出は遅れても結構ですが、最終の期限は、最後のテキスト(第6回分)を配信してから1ヶ月後までといたします。
スタート時に最終提出期限をお知らせします。
- また、課題の提出が遅れて事務局に届いた場合は、次回の課題提出と一緒に添削をしてお返しいたしますので、予めご了承ください。
2008/08/11
□外観・インテリアそれぞれ受講する場合 トータルで18週間(約5ヶ月)
□外観・インテリア通して受講する場合 トータルで33週間(約9ヶ月)
2008/08/11
描かず嫌いを脱却!(すぐに描く癖をつける)
立体的な物の見方を身につける!
わかり易い絵を描く!(上手でなくても、分かりやすいことが大事)
2008/08/11
1. 習うより慣れろ…まずは手を動かし何度も描いてみる。
そうすることによってすぐ描ける癖がつくようにする。
講師の「今日のワンポイント」などのブログを通して、日常、描く習慣づくりをマスターできる環境を提供。
2. 上手に描くことにより、わかりやすく描くことを目標とする。
3. 簡略的に立体を把握できる力をつける。
4. 描く力がつくことによってデザイン等の詳細を捕らえる目が養われる。
「住宅コンサル・プレゼン講座」などのブログを通して、スケッチパースを活かした、ご提案
の内容やプレゼン方法などのポイントが学べます。
· 講習終了時に講師による総合講評と修了書をお渡しいたします。
· 1回の講習につき1回、メールで質問をお受けし、回答を返信いたします。
2008/08/11
受講費 1コース ¥48,000/人(税込) 課題の添削を含む
*外観編、インテリア編の両コースをお申し込みの場合は、合わせて¥80,000とお徳です。
※筆記用具等(5,000円相当)はご自身でご用意ください。 → ご準備いただく筆記用具など
(お解かりにくい点がございましたら、お気軽に御相談下さい。)
※1:課題提出の際の郵送費は、受講者様でご負担下さい。添削内容返却の際の郵送費は運営者側で負担いたします。
2008/08/11
受講者には、スケッチパース事例集を進呈いたします。
実際の空間提案に作成されたものばかり、
130種、185点のスケッチパース集です。
スケッチパースの練習に、
またデザインアイディア集としてご活用いただけます。
2008/08/11
事前振込みでお願いいたします。
※振込手数料はご負担ください。
※お申し込みいただきましたら、振込み先などのご連絡をメールにてさせていただきます。
※お申し込み頂きましても、お振込みがない場合は、正式申し込みとはなりませんので、ご注意ください。
2008/08/11
WEB上でお申し込み(下記のフォームに必要事項を入力いただき送信下さい) 〆切:毎月20日
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アイシーオーより、メールにて申込み内容確認と振込先のご連絡(お申し込み成立となります)
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お振込み 講習開始月の前月25日まで
(例えば、講習10月スタート者は、9月20日までの申し込みで、かつ、9月25日までにお振込み いただいた方とする。)
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お振込み確認後、メールにて正式受付のご連絡(アイシーオーより)
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初回教材配信 講習開始月の第1火曜日(当日が祝日の場合はその翌日とする)