住宅コンサル&プレゼン講座

第5回 コンサルティングとはなにか

2008/09/19

 

■「コンサルティング」とは相談に応じるという意味です。「コンサルタント」とは相談に応じる人ということになります。私たちの業界だけでなく、様々な領域で様々な専門のコンサルタントがいます。

 

 

 ■私たちの業界の「コンサルティング」とは、快適な生活環境を作りたいと願う生活者の要望に応え、それを実現するまでを領域とします。当然建築という手段を介して、その実現を図ることになりますので、応対や提案のみならず、それを作り上げるまでがその領域で、幅広い専門性を要求される仕事となります。

 

■住まいづくりに携わる専門家として、建築士やインテリアプランナー、インテリアコーディネーター、キッチンスペシャリスト、福祉住環境コーディネーターなどの資格がありますが、「コンサルティング」という項目を試験審査基準においている・・・職能の基本知識としているのは「インテリアコーディネーター」と「キッチンスペシャリスト」だけです。

 

■「キッチンスペシャリスト」のコンサルティング力についての要求がどれだけのものが詳しくはありませんが、「インテリアコーディネーター」の「コンサルティング」については、コーディネーターという職能においては、インテリアの知識や技術と不可分な専門領域として位置づけられてきました。

 

住宅産業は、その応対や生活提案において、ライフスタイル空間提案業という捉え方出なければ、お客様の要求に応えきれない時代となりました。そこで要求されるのが、コンサルティング力です。

 

■「コンサルティング」というと、よくお客様の要求を把握する手法のように捉えられていますが、むしろ、要求を作り出す技術といった方が適切のように思われます。

 

お客様の言葉にならない要求や、内在する要望を引き出し、顕在化させて、トータルな空間提案にまとめ上げ、要求を具体化する、実現する、満足を作り出す、まさにそのプロセスが「コンサルティング」ですが、そこには、「コンサルティングサービス」という姿勢が求められます。