暮らしの見えるプレゼンテーション
住宅事業はライフスタイル産業の最たるものといえます。
お客様とのコニュニケーションのテーマは、「どう暮らすか」・「どう生活するか」・「どう生きるか」ということです。
それがお客様にとっての最大の関心事です。
そのようなお客様に、空間の広さや(○畳です)、開口の大きさ(掃き出し窓です)や、部屋の仕様(フローリングです)といった説明では、その空間の意味を伝え切れません。
そこで、家族がどんな過ごし方ができるのか、何人のパーティができるのか、どんな会話が見えるのか・・・、そういった生活の要求に対してのプレゼンテーションが求められます。
下記は、ランダムに上げた、現代に垣間見える生活者の生活欲求の断片です。豊かになった現代、生活者の欲求は多様です。
いかがですか。自分自身の中にも共感する要求がありますよね。
それぞれひとによって、こだわりの項目は異なるでしょう。そして、空間の計画に反映できること、できないことはあると思います。提案は、そういった要求に応えていくことでもありますし、また潜在的な要求を引き出すためのものでもあります。
そのためには、「暮らしの見えるプレゼンテーション」を考える必要があります。
下記の平面図は、暮らしを描きこんだレイアウト図と建築CAD図です。ヒューマンな暖かい手描きのタッチと、機械的なシャープなタッチも異なりますが、建築を説明するための平面図と暮らしを説明するための表現の違いが、明らかに見えてくると思います。
前者を用いてのコミュニケーションでは、説明しなくとも、お客様からどんどん生活の要求が出てきます。
しかし、後者では、説明する人も、聞く人も、暮らしのイメージができません。
暮らしの見えるコミュニケーション、暮らし方を提案するにあたって、どちらが適切であるかお解かりいただけると思います。
楽しい計画図をご覧頂きましたが、要は、視点を暮らしに置くということが、大切だということです。
その上で、それぞれの目的に応じた、その表現方法を考えてみるといいと思います。
二次元の表現方法でもこんなに豊かな表現ができるのです。スケッチパースという三次元の表現では、更に具体的な踏み込んだ計画をコミュニケーションできるでしょう。



















